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万福寺manpukuji-temple特集

益田の観光名所のひとつ万福寺。雪舟さんが築庭したといわれている石庭が有名です。


万福寺についての基礎知識

万福寺は時宗のお寺さんで、「南無阿弥陀仏(なむあみだぶ)」をお唱えするそうです。

「もと安福寺と号し、石見の国中洲浦にあって、七堂伽藍をかねそなえた天台宗の大寺でしたが、後一条天皇の万寿3年(1026年)5月に大津波のため一瞬にして堂塔ことごとく流出しました。」と、ガイドにあります。
日本では昔から津波の被害に遭っていて、益田も例外ではなかったようです。
このときの津波で流されたひとのものという頭蓋骨や、流れ着いた木の仏像(らしきもの)などが宝物展示室に置かれています。
その後、第11代益田氏が現在の地に移建し、萬福寺と改称。
室町時代に雪舟等楊禅師がお庭を造られました。

「慶応2年(1866)益田戦争の際、当山は福山、浜田両藩の陣営となり、兵火のために総門は焼失しましたが、幸いに本堂、庫裡にその類を及ぼすことなく、現在に至っています。」(ガイドブックより)
幕末の長州軍と幕軍の戦いの跡をここで見ることが出来ます。

拝観料は大人300円です。

庭園鑑賞

四月某日、万福寺庭園を望む。

平日の昼間に訪れたのですが、人が少なく、畳に座してゆっくりと鑑賞することができました。
部屋の奥の位置からから庭を望んでいると、まるで宇宙船の中から宇宙を眺めているような、
というのは大げさですが、

「部屋」=「日常の空間」、「庭」=「日常から切り離された別世界・異空間

であるように感じられました。
朝・昼・晩、春夏秋冬でまたまったく違った趣を見せてくれるのでしょう。
また違う季節に訪れたいと思います。

このお庭を毎日眺めている万福寺の方たちにとってはこれも日常の空間なのでしょうか?
今度尋ねてみよう。