登山
――島根県匹見町――


登山マップ

●大神岳・立岩山コース(大神岳1170m・立岩山1181m 所用時間約1時間)
断崖の左から西に続く尾根には立岩山がそびえ縦走が楽しめる。この山に鎮座するわさび神社の例祭が毎年6月第一日曜日に行われるにあわせて、県内外からの登山愛好者によって大神−立山の山開き縦走登山が楽しまれている。
●安蔵寺山コース(1263m 所用時間約2.5時間)
匹見町、日原町、六日市町の3町にまたがり県境に接しない単独峰では県内の最高峰である。山頂には安蔵寺観音が鎮座し、自然保護と登山者の安全を見守っている。日本海をのぞむ眺めは見事である。
●三子山コース(799.7m 所用時間約2時間)
地元の山好きな者以外にはほとんど知られていない山である。二つのピークを結ぶ稜線歩きが楽しめるほか、特に北側ピークからは遠くに日本海が広がり、足下には珍しい蝶が乱舞するなどの眺めは抜群であり山登りの醍醐味を満喫させてくれる。
●匹見羅漢・恐羅漢山コース(匹見羅漢1347m 恐羅漢1346m 所用時間約2時間)
南北に約1km離れて岩魂ピークがあり、双耳峰になっている。北ピークを恐羅漢、南ピークを匹見羅漢とと呼んでいる。匹見羅漢−恐羅漢−台所原−中川山−天杉山−三の滝へのコースは昭和57年の島根国体山岳競技の縦走コースとなった魅力一杯のコースである。
●天杉山コース(1173.6m 所用時間約2時間)
昭和57年のくにびき国体の山岳、登山コースの中間地点にあって南に恐羅漢、北に臥龍山が見え広島側の山が一望できる。山頂は尾根とは思えないほど広く草原のようである。コースは良く整備されてハイキングコースのようで歩きやすいコースである。
●広見山半四郎コース(広見山1186.7m 半四郎1126m 所用時間約3.5時間)
広見山から半四郎山まわりで登ると比較的楽に登れる。一度は登ってみたい山である。
●岩倉山コース(1022.6m 所用時間約0.5時間)
亀井谷から林道を登りきった登山口から、所要時間30分で登れる初心者向けの山である。道川、亀井谷をはさんで春日山とむかいあう単独峰で道川地区のシンボルとなっている。
●春日山コース(989.2m 所用時間約1.5時間)
ナツアカネが乱舞する春日山の山頂から眺める西中国山地の雄大な主稜は、いつも決まって青紫色に輝いている。双子峰の恐羅漢山に突き刺す亀井谷は眼前に深く沈み、東の天杉山魂をわたるブナの風。南方の五里山魂からその果てにかすむ冠や寂地の山並みは見事である。