Part2

「激震」〜9月24日(日)
 シドニー五輪女子マラソン・高橋尚子選手の金メダルの話題から2日目の練習がスタート。スポーツも舞台も感動は同じです。
 ストレッチ・発声のあと、2日目にして大人のキャストがいきなり発表された。そのまま、子ども役を絞り込むための本読みへ‥‥その生々しい爪跡を現場から報告する。

震度7
 「教育法王」史香さん‥‥ガーン。衝撃度No.1はこれだ。まさか前回のこってりトンコツからあっさり塩味に‥‥て訳でもないのだろうが、なんてキュートな法王様なんでしょう。管理してして!‥‥‥‥えー、今回の法王はビジュアルも含めて大きく変わりそうな雲行きである。その手があったか!というキャスティング。

震度5
 「沖田くんと山田くんは少年役に回ってください」‥‥97「あい地球」の死神と前回の教師Bはなんと、カザン〜テツなどの男子生徒の選考に送られることとなった。本読みでは、女の子をダイチ役に当てる試みが積極的になされていて、どうやらスタッフ的には現在の人員で乗り切ろうということらしい。カザンのセリフの変更箇所を前回のまま読んでしまいそうになる上川くん。サガなのね。

震度3
 「護衛A・B」渋谷さん&稲若さん‥‥不動!泰然!揺るぎなし!貫禄のポジションキープとでもいおうか、逆の意味で意表をついたキャスティングだった。個人的には稲若さんのセリフは聞いてみたかった気がするのだが‥‥いや、すごいですよホント。

 その他のキャストは、「管理官」‥‥田原モトくん。「マサト」‥‥松本さん。「ハルカ」‥‥岩本さん。「教師A」‥‥新垣さん(演出の新垣さんの奥さんだ。これ、子どもたちは知ってるのかな?)。「教師B」‥‥わて。「森の住人」‥‥青戸さん、石田さん、築山さん、中川さん、長谷川さん、三輪さん、和田守さん。「親たち」‥‥大嶋さん、小川さん、大達さん、川崎さん、梅津さん。「森の番人」は鶴原さん、小倉さん、島田さんで決定したが、A〜Cの振り分けが未定である。
 それと今回、新キャラとして「ヘビの精」が佳苗先生とミヤコさんで演じられる。台本から見る限り、このお二人のダンサー魂に火をつけるにはうってつけの役どころとなりそうだ。ただ例によって佳苗先生は「あたしララ!」とかわめいてたけど‥‥山崎Pや高志先生を含め、みんなの反応は「それは『とびらのむこうがわ』で是非!」‥‥そらそや。

 自分に関していうと、言われた役を素直にやるつもりでいたし、どの役にもその役なりのおもしろさがあると思うので「教師B」に没頭するのみだ。でも強いて言えば「管理官」が‥‥一般の親とかも‥‥いやいや「番人」‥‥どないやねん。「マサト」は自分がやる場合、それは美江ちゃん(初代ララ)や大嶋さん(初代ハルカ)あってのものだったと思っているので、今回は全く固執する気持ちはなかった。松本さん、岩本さんと、来週決まるであろうララ役の娘の3人(ダブルキャストだとしたら4人か)でまたすてきな親子を演じてもらえたらと切に願うばかりであります。

[前へ] [次へ] [舞台雑記homeへ]