条件 |
暖流系の魚(カツオ・メジマグロなど) |
還流系の魚(イナダ・ブリなど) |
水温・水色 |
18〜25℃の比較的高めの水温を好み、水温の変化
に対しては敏感に反応し魚群の移動が早い魚です。
水色に関しては、暖流系の澄んだ水色を好み、潮境潮目などに魚群が集まり易い魚です。 |
16〜22℃の比較的低い水温を好み、水温の変化よりも水色の透明度の変化に影響を受け、澄んだ水色よりもやや濁った水色を好みます。沿岸の根・瀬の周りなどに魚群が集まり易いです。 |
ギジエサ
(ルアー)
の好みと色 |
比較的小さめな動きのあるギジエサで、カグラ(ギジエサの頭部分)は光り方の強いものを好み、色合いは、白・青・ピンク・オレンジ・銀色がよいとされています。但しメジマグロには茶系統も使用されます。 |
ギジエサは大きさよりも、余り強く光らないで、水に入れても変化のあるものを好みます。色合いは赤やピンク系統が圧倒的に多く使用され、澄んだ水色には青・銀色などもよいとされています。 |
釣り針 |
カツオは口が切れ易いために、2本針・3本針の大きめなサイズや4本針を使用します。メジマグロ(5Kg以下)にも2本針を使用します。 |
通常1本針が基本で、沿岸のゴミなどが多い海域を曳くため、2本針はゴミがかかり易く動き妨げるのでピンク糸付きの1本針を使用することが理想です。 |
代表的漁法 |
ヒコーキを使う表面曳き釣り漁法、潜水板を使う板引漁法バクダン曳釣り漁法、ビシヤマ曳釣り漁法。 |
ヒコーキを使う表面曳釣り漁法、ツバメ板を使う中層曳釣り漁法、弓角を使う板引く漁法、ビシヤマ曳釣り漁法。 |
船のスピード |
船のスピードは速めがよく、通常4〜6ノットでヒコーキと潜水板両方を使用して行います。 |
ヒコーキの場合は4〜5ノットで、中層曳釣りの場合はやや遅めの2〜3ノットで行います。 |
道具の長さ |
船から出す道具の長さは比較的短いほうが効果があります。ヒコーキの場合は15〜30m、板引の場合は10〜15mで喰いつきのよいときは、さらに短くしていくことが必要です。 |
道具の長さは長めがよく、ヒコーキの場合は30〜50m、板引の場合は20〜30m位が必要です。魚の喰いつきが悪いときは、多少長めのほうがよい効果をあげてくれます。 |