サンクラフト・マリン事業部 島根県島根県浜田市外ノ浦町571 0855-22-3283
前のページへ戻ります
代表的な対象魚
----------------------------------------------------------------
広い海をただ漫然と艇を走らせていても決して魚を釣ることはできません。
魚のいるポイントを見極めてルアーを流し、曳釣りとトローリングは始まります。
魚を曳釣り、トローリングで釣るためには、魚の習性を理解して、目的の対象魚を捕まえる適切な漁具・漁法
により行わないと効果あがりません。これらのことをよく理解した上で自船のもつ設備と道具で挑戦すること
が成果をあげる最大の要因になります。
1.代表的対象魚
条件
暖流系の魚(カツオ・メジマグロなど)
還流系の魚(イナダ・ブリなど)
水温・水色
18〜25℃の比較的高めの水温を好み、水温の変化
に対しては敏感に反応し魚群の移動が早い魚です。
水色に関しては、暖流系の澄んだ水色を好み、潮境潮目などに魚群が集まり易い魚です。
16〜22℃の比較的低い水温を好み、水温の変化よりも水色の透明度の変化に影響を受け、澄んだ水色よりもやや濁った水色を好みます。沿岸の根・瀬の周りなどに魚群が集まり易いです。
ギジエサ
(ルアー)
の好みと色
比較的小さめな動きのあるギジエサで、カグラ(ギジエサの頭部分)は光り方の強いものを好み、色合いは、白・青・ピンク・オレンジ・銀色がよいとされています。但しメジマグロには茶系統も使用されます。 ギジエサは大きさよりも、余り強く光らないで、水に入れても変化のあるものを好みます。色合いは赤やピンク系統が圧倒的に多く使用され、澄んだ水色には青・銀色などもよいとされています。
釣り針
カツオは口が切れ易いために、2本針・3本針の大きめなサイズや4本針を使用します。メジマグロ(5Kg以下)にも2本針を使用します。 通常1本針が基本で、沿岸のゴミなどが多い海域を曳くため、2本針はゴミがかかり易く動き妨げるのでピンク糸付きの1本針を使用することが理想です。
代表的漁法
ヒコーキを使う表面曳き釣り漁法、潜水板を使う板引漁法バクダン曳釣り漁法、ビシヤマ曳釣り漁法。 ヒコーキを使う表面曳釣り漁法、ツバメ板を使う中層曳釣り漁法、弓角を使う板引く漁法、ビシヤマ曳釣り漁法。
船のスピード
船のスピードは速めがよく、通常4〜6ノットでヒコーキと潜水板両方を使用して行います。 ヒコーキの場合は4〜5ノットで、中層曳釣りの場合はやや遅めの2〜3ノットで行います。
道具の長さ
船から出す道具の長さは比較的短いほうが効果があります。ヒコーキの場合は15〜30m、板引の場合は10〜15mで喰いつきのよいときは、さらに短くしていくことが必要です。 道具の長さは長めがよく、ヒコーキの場合は30〜50m、板引の場合は20〜30m位が必要です。魚の喰いつきが悪いときは、多少長めのほうがよい効果をあげてくれます。