解 説

 

交雑種(F1)

異品種間の交配によりできた子を交雑種という。松永牧場は母方にホルスタイン、父方に黒毛和種の交雑種を購入。ホルスタインの早熟性と黒毛和種の肉質の双方の親のメリットを受け継ぐ。黒毛和種の血は50%。

二代交雑種

    (F1X)

エフワンクロス

松永牧場は、母方に前述の交雑種、父方に黒毛和種の二代交雑種を生産。ホルスタインの早熟性は薄れるものの、肉質は黒毛和種と同等。和牛の血統が二代までしかないため、組み合わせにより最高のサシが入る。黒毛和種の血は75%。F2ともいう。

第7糸桜

昭和45年に島根県横田町生まれ。増体、肉質ともに記録的な成績をあげる。島根県はもとより全国の和牛改良に貢献。第7糸桜からたくさんの種雄牛が作られている。昭和57年に死亡するまで10万本の精液ストローを生産。

脂質

肉のおいしさの秘訣。牛肉を口に入れたときの 、あの解けるような食感は肉の脂質で決まる。松永牧場の一番のこだわり。

粗飼料

乾草やサイレージのことをいう。濃厚飼料の対語。牛は単胃動物と異なり、第1胃内において微生物の作用で繊維質を分解、消化、吸収することができる。このため飼料中には、つねに一定量の粗飼料が必要となり、粗飼料の質により牛のコンディションは大きく異なる。一般的に濃厚飼料より粗飼料の方がコストが高いため、配合には工夫が必要となる。

契約繁殖農家

島根県西部の酪農家と契約。精液を配布して、生まれた子牛を全頭購入。

大田原農場     島根県大田市水上町萩原487

新生松山農場    島根県江津市松川町上津井

坂根繁樹              島根県邑智郡石見町日和1433

吹付け基盤剤

道路などを造るため山を切り開いた斜面(法面)は、かつてはコンクリートで固められていた。しかし、近年は法面を植物の種子と堆肥を混ぜて吹付けして固める工法に代わってきている。牧場の堆肥は、ほとんどこの方面で利用されている。