「元気君」コーナー
元気に泳ぐ「元気君」
10月7日の火曜日に、養殖場から三葛小学校へヤマメが10匹やって来ました。すぐに、新しい
水そうに、石を入れたり、川の水を用意したりしました。しかし、なわばりあらそいなどで、2週間
ぐらいから弱ってきて、9匹のヤマメが死んでしまいました。校庭の横に9匹のおはかを作りました。
1匹だけが残りました。その1匹が「元気君」です。最初は8pでしたが、今では10pになりま
した。いつものお気に入りの場所は、水そうの真ん中です。そこで外の景色をながめているみたいで
す。えさをあげるときは、すぐに手の先に寄ってきます。パラッとまくと、すごいいきおいでとびつ
いて食べます。
朝、気温が−8℃のときに学校へ来てみると、水そうの表面が凍っていました。それでも元気君は
だいじょうぶでした。ホッとしました。
おはかの中の9匹分まで、元気君にはがんばって生きてほしいです。
たまごからかえった赤ちゃんも数10匹、元気に育っています。3pですが、もうヤマメの模様が
ちゃんとついているのにびっくりしました。いくらか残して、今度、川へ放流しようと思います。
また、近いうちに養殖場から5匹、元気君の仲間がやって来る予定です。赤ちゃんや新しい仲間と
なかよく暮らしてほしいです。