「いいな いいな にんげんっていいな」
☆ ひょんな縁(こういう縁が好きなのですが)から、『むかしむかし あ るところに ウェルビーイング がありました』という本に出合いました。
  そもそも「ウェルビーイング」って何だろうと思ったのですが、簡単 に一言で言えるような内容のものではないようで、「『あなたは今、人生 に満ち足りていますか?』と問われたとき、すぐに頷ける人と、首をか しげて言葉を濁す人に分かれます。」という文章が初めの方にあり関心 をもって読み始めました。
  自分自身が「イキイキと善く(ウェル)いられる(ビーイング)人生、 そうした状態にある時というのはどんな時で、そして何をしているかと いうことを考えることに繋がってゆく」とも書かれていて、息域スペー スの「いきいき」にも繋がる縁も感じました。
  関心を持たれた方はどうぞご一読を。
 
☆ その本の中に「まんが日本昔ばなしはウェルビーイングの宝庫」とい う章があり、そこにエンディングソングの「いいな いいな 人間ってい いな」が紹介されている。知っている方も覚えておられる方も多いので はないでしょうか。
  このソングは、動物が人間の子供を見て「いいな いいな にんげんっ ていいな」と羨ましく思っているという歌詞。
  問題は人間の何を羨ましがっているのか?それは「ごはん」「おふろ」 「ふとん」が子どもたちを待っていること。このとてもシンプルな三要 素こそが日本人のウェルビーイングではと提起されている。。
  ご飯が食べれること、お風呂で今日の一日の疲れを癒し、またお風呂 遊びを楽しみ、暖かい布団で眠れることが日本人のウェルビーイングの 原型ではないかと書かれています。戦争や貧困、虐待や災害等でシン  プルで大切な原型が破壊されることがないように互いに助け合ってゆき ましょう。
  ? (一番)
  くまの子見ていたかくれんぼ お尻を出した子一等賞
  夕焼けこやけで また明日 また明日
  いいないいな にんげんっていいな おいしいおやつにほかほかごはん  子どもの帰りを待ってるだろな ぼくも帰ろお家へ帰ろ
     でんでんでんぐりかえって バイバイバイ   ?                                  (禿)

編集後記