帯鋸加工

安全で信頼の出来る帯鋸は加工する正しい知識と正確な加工技術が有って初めて使える「のこ」になります

「帯のこ」 は 特殊鋼メーカーより仕入れますが 形状は歯切りしてある板状ですがそのままでは使えません
 私達が 加工、刃付けし帯鋸として使用できるようにします。
   エンドレス溶接 - 腰いれ - 刃付け - 研磨  工程を経てユーザーにお渡しします

   すべての工程は、自動化、省力化 が進み 一昔前とは比較にならない位 楽になりましたが やはり職人技が必要です。

  1. 溶接、エンドレス加工 
  
2.「腰いれ」 
       
       中心部を伸ばし 腰いれします 伸ばし加減は 職人技です 
       腰入れと同時に、歪取も行ないます、サビが有るとこの作業が
困難になります。
       

  3.「刃付け」 ステライト加工 (アームストロング社 オートチップ)
          
      刃先に耐熱、耐磨耗性金属を ”溶着” して耐久性を向上します。
      作業は自動化しています 素材(ステライト)の変質が無く信頼できる機械です。 

  4.サイド研磨 ステライト加工した帯鋸の 側面をそろえます。

       弊社のステライト加工は 通常の2倍以上の仕上がり側面積が在りますが

       オリジナル砥石を使用し 高能率で研磨していきます。

  5.「帯のこ研磨」
       
       半自動で研磨します  切れ味は勿論 見た目も重視します。   
    
  「集配、配送」も独自のノウハウで品位を保っています。


   通常のメンテナンスは 1枚1枚 状態が違うため 高度な判断と技術で サポートしています
   例えば 「挽き曲がり」 ですと 歪、腰、アサリ等 チェックし 何が原因か判断し 修正、調整し 研磨します
   アサリの大きさも、社内規定により 仕上がり時、付け替え時のサイズを管理し安定した大きさを確保しています

ご注意 再研磨は「帯鋸目立て機」を利用してください ハンドグラインダー、ヤスリなどは絶対に使用しないでください 亀裂や挽き曲がりの原因になります、機械での研磨も困難になります。 
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おまけ記事

昭和、戦後から高度成長期ころまで「製材鋸目立て」技能は高く買われ高給の職人も居たそうです 噂では県知事と同等の給与をもらう職人も居たとか?。今の物価なら100万円以上!一度もらってみたいですね。