■1.財団設立の経緯

 林野率が高く耕地面積が少ない県西部地域(石見地方)は、より高齢化・過疎化が進行しており、各自治体では山村維持に対する懸念が大きく、林業振興や森林の適正な管理が地域行政の重要な課題となっている。地域振興施策を推進する町村と”豊かな森林資源を活用した商品開発を通して役立ちたい”大田氏(発起人)の思いが合致し、財団の設立となった。

■2.財団の概要

(1)名称

財団法人 島根県西部山村振興財団   理事長:大田肇雄
本部:浜田市弥栄町長安本郷(管理棟・研究棟)
浜田事務所:浜田市竹迫町山陰中央新報ビル4F

(2)目的

地域資源を活用した商品開発を通し、島根県西部の山村振興を図る

(3)出捐者

那賀郡、美濃郡、鹿足郡10町村及び民間(大田肇雄、山陰合同銀行、山陰中央新報社)平成9年から浜田市、江津市、益田市<合併後3市2町>

(4)設立年月日

1995年4月15日

(5)事業内容

@

地域材を活用した商品開発のための試作、試販及び流通の情報収集、調査(間伐材の新用途・新商品の開発、流通開発等)

A

自然繁殖産品の商品化研究並びに試作及び試販(コケ、腐葉土、山野草等)

B

山村振興のための研修、表彰、特産品フェアーの開催及び情報交換の場の提供

C

その他目的を達成するために必要な事業

■3.事業実施状況
(1)アンテナショップの開設

◇「地域交流物産館 森トピア」浜田市・江津市アクアス内(H12.4〜)
◇「地産地消マーケットいわみぷらっと」浜田市朝日町シティパルク内(H15.8.6〜)

(2)研究開発事業

◇各種木材製品の試作・試販(テーブル、本棚、収納家具、公園施設、物置等60種類以上)

◇研究開発 ◆芯抜き高剛性床材(H12):旭町の県営住宅の床材として実用化
木質壁面構築材(H16〜):建築用木質ブロックの試作研究(共同研究)
◆屋上緑化桝(H16〜):燻煙材利用屋上緑化用容器の試作研究(共同研究)
◆県産コナラフローリングの試作・試販(H17)
◆小学校児童用机椅子の開発(H17)(共同開発)

◇土木用資材開発(木製蛇篭パネル、法面土留用間伐材パネル等)

(3)特産品開発

◇地域特産品生産者と連携した検討会議の開催、新聞広告による通信販売等による新たな
  販路開拓の試行、アンテナショップでの試販及び情報収集・分析等

(4)その他

◇大田氏からの寄付金により、金城町に土地及び建物を取得し(H15)、燻煙熱処理、製材施
  設の用地として貸付(H16〜)

■財団法人島根県西部山村振興財団は1995年以来、産業振興を目的にスギやヒノキなど島根県産のあらゆる木質資源の有効活用に努力しています

財団法人 島根県西部山村振興財団

〒697-1211 島根県浜田市弥栄町長安本郷399-1
TEL (0855)48-2332
FAX (0855)48-2668
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