かちょうず

雪 舟 筆

室町後期(1420〜1503)
紙本着色
3幅対
各147.0×57.5p
市指定文化財
 もとは6曲の屏風であったもの。絵のつながり具合から2〜4扇目と考えらる。中央の水辺の岩上に眠る雁と飛び立つ雁(右)、舞い降りる雁(左)で3幅を構成する。芙蓉、葦、松のほか、背後には雪山が描かれている。絵の具の落剥がすすんでいるのが惜しいが、伝雪舟筆の他の屏風の図様との共通点も多く、好資料である。
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