雪舟は、自ら極めた禅の世界観をそれまでの絵画という手法だけではなく、作庭でも表現しました。
雪舟画の特徴である、ゆるぎない構成力をここでもみごとに発揮しています。

雪舟終焉地の益田市には雪舟庭園が2つあります。
いづれも益田氏の菩提寺であった、萬福寺と医光寺の庭園です。
文明10年頃、益田兼堯の招きで益田を訪れた雪舟は、宗派の異なる両寺にそれぞれ類まれな名園を築きました。
  国指定史跡及び名勝
中央の須弥山石を中心に配置された明るく伸びやかな庭園です。
萬福寺は時宗。重文の本堂との調和は見事。


  国指定史跡及び名勝
鶴池と亀石と中心に構成された武家様式の庭園。
裏山を背景に奥へ奥へと展開する手法は雪舟画を思わせます。
  記念館本庭
雪舟筆「花鳥図屏風」からヒントを得て造園された、いわゆる「平成の雪舟庭」です。
石組みと白砂に益田八景の名勝がちりばめられています。

 
 
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