鯛の巣山研修登山の報告
横田 典子(島根県森林インストラクター)

 去る11月19日(日)、予定通り『鯛の巣山研修登山』を行いました。当日は曇り空ながら寒くもなく、クマにもあわず、無事終了しました。(直前の15日にルート近くでクマが目撃されたそうです。)

* 参加者:
  岡田邦博さん親子、亀山安司さんと友人、北村弘吉さん、古田明義さん
  水師達也さん、横田和男・典子と子供2人と友人 以上12名

 今回の研修登山は新しくできた周回ルートを歩きました。以前、会報2000年1月みれにあむ号でお知らせしていたものです。その時点では「鯛の巣山が多くの人々に愛され、自然と付き合う際のルール作りや環境保全、野外活動などのモデルとなるよう期待される。」と思っておりました。
 ところが、予想に反して少し残念な状態でした。山頂には吉田村の芦谷から車で登れる林道が通っていました。「こんなところまで道をつけなくてもいいのに……」
 スギやヒノキの植林地は手入れされぬまま放置され、地肌が現れ、下草も生えず、死んだ森のように暗く感じました。反対にブナやミズナラ、シデ、カエデなどが主体の夏緑樹を主体とした二次林は一面の落ち葉とクロモジなどの黄葉がわずかに残り、晩秋の季節感溢れる景色でした。人間が作った森は最後まで人間が手を加え、管理していかねばならないと感じました。
 新ルートは山頂から尾根を東へ進み、途中のピークから北へ方向を変え、植林地や二次林を通って「鯛の巣大滝」に出る道です。途中の谷には小さな滝がいくつもあり、目を楽しませてくれます。ルイヨウボタンの群生地もあります。(どんなんがわからんけど)
 コースタイムは登り1時間半、下り1時間程度です。危険な所もなく家族づれでも楽しめます。山頂からは三瓶山や大山、大万木山、出雲ドームなども見え、眺望は最高です。運が良ければクマにも会えるかも? 万が一の時は救急指定の仁多病院で優秀なスタッフがお待ちしております。来年には亀嵩に温泉施設が完成します。ぜひ来てください。お待ちしております。
(2000年11月23日発行の会報より転載)

関連稿:山歩きの好きな方へ〜仁多からのご案内〜 船通山と猿政山

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