第3号

発 行 日 二〇〇五年十月二十五日
発 行 者
 小笠原義宣後援会
編集責任者
 朋澤智弘

新たな始まり

―七五〇回大遠忌法要円成を期して―

                    宗会議員 小笠原義宣(邑智東組 西福寺住職)

 第二七八回 臨時宗会(七月二七日〜二九日)で親鸞聖人大遠忌法要円成を中核とした
「宗門長期振興計画推進体制(平成一七年度から平成二八年度・三期一二年計画)」
が決定されました。この推進計画は六項目

1.親鸞聖人七五〇回大遠忌法要の修行と記念行事の推進 
2.
教学・伝道の振興 
3.
寺院活動の推進 
4.
社会的活動の展開
5.
次代を担う「人」の育成 
6.
宗務推進の整備・拡充

を基軸とした一五の重点項目が策定され、二七推進事業もあわせ決定されました。
宗務総長を本部長とした推進本部も発足し、併せ親鸞聖人
七五〇回大遠忌法要事務所
(理事長=総長)が開設されました。

 私は、推進協議会では寺院活動推進部会に入り、法要では記念事業委員会に属しました。
各委員会の進捗状況は縷々ご報告申しあげますが、与えられた任を
「一心一向」に尽力いたす
所存でございます。何卒ご意見ご要望をお聞かせいただきますよう、宜しくお願い申しあげます。
私は皆さまの「声」を宗門に届けることが責務であると確信していますので、是非ともお聞かせください。

最後になりますが、私は教区の皆さまの声を支えに現在、無所属(二名)で頑張っています。
しかし宗会は会派を中心とした宗政運営の傾向が強いところであることを実感したことも事実です。
また、宗会に出て併せ認識したことは、選挙によって出られた議員さんと、
無選挙で出られた議員さんとの温度差を感じています。

      合 掌

宗会報告

 

○第二七七回臨時宗会(五月二五日〜二六日)

 賦課制度が可決されました。新賦課金制度は下図に説明しているように、三種類の新たな賦課金制度を導入し、特に旧来の寺院への賦課を取り止め、寺院役職に対しての賦課点を課したことです。その他、細かな改正点がありますが護持口数などを含め、四年ごとに見直しが図られることになっています。詳細について質問などがあれば小生(小笠原義宣)までお問い合わせください。

 

○第二七八回臨時宗会(七月二七日〜二九日)

 この臨時宗会では、平成二四(二〇一二)年一月一六日を御正当とする「親鸞聖人七五〇回大遠忌宗門長期振興計画」が「推進体制」と共に可決されました。本年八月一日から法要事務所(本多隆朗所長)が発足し、実質的な推進体制が整い法要円成に向けての歩みが始まりました。これに合わせ二百六十億円の総予算も決められ、各教区へ懇志依頼が通達されました。募財計画については、主なところは次頁中段に記していますが、山陰教区への依頼額は総額七億一、四五九万円となりました。

 

賦課制度の概要について

‐新賦課制度‐

(1)第1種賦課金

寺院役職と寺院に対し賦課し、寺院役職と寺院に

対する賦課率を合計して算出

@寺院役職に対する賦課率

寺院役職の点数により算出

・住 職   8点

・住職代務  6点

・副住職   6点

・教 師   4点

A寺院に対する賦課率

護持口数に0.17点を乗じた点数と均等割当金額

点数2点を合計して算出

 

(2)第2種賦課金

僧侶に対し賦課し、僧班点数により算出

 

 

(3)第3種賦課金

直属寺院に対し賦課し、直属寺院の財務規模など

の等級により算出

 

 

(4)賦課率1点あたりの金額 2,600円

 

親鸞聖人750回大遠忌法要

法要修行期間(ご治定) 2011(平成23)年4月より2012(平成24)年1月まで

法要修行期日 (案)

2011(平成23)年 1日午前・午後の2座ご修行

4月 9日(土)(午前・午後)〜 4月16日(土)(午前・午後) 16座

5月 9日(月)(午前・午後)〜 5月16日(月)(午前・午後) 16座

6月 9日(木)(午前・午後)〜 6月16日(木)(午前・午後) 16座

7月・8月 <児童・青少年などを対象とした法要行事>

9月 9日(金)(午前・午後)〜 9月16日(金)(午前・午後) 16座

10月9日(日)(午前・午後)〜10月16日(日)(午前・午後) 16座

11月9日(水)(午前・午後)〜11月16日(水)(午前・午後) 16座

2012(平成24)年

御正当 1月9日(月)(逮夜)〜 1月16日(月)(日中) 14座

 

山陰教区門徒懇志依頼について

 

山陰教区募財委員会において慎重協議の結果、寺院数と新護持口数を算出基準といたし、平成17年11月1日現在の台帳にてご依頼することとなりました。

平成16年6月現在  寺院数   443ヶ寺

            新護持口数 23,263口

平成17年10月18日現在

          寺院数   440ヶ寺

          新護持口数 23,257口

山陰教区寺院別門徒懇志依頼額算出基準

            30,726円×各寺新護持口数

 

親鸞聖人750回大遠忌法要募財計画

 3期12年の長期計画推進費総額 260億円

内 訳 240億円(92%)が懇志

     15億円(6%)が宗門振興推進金庫回金

     5億円(2%)が雑収入

懇志依頼額の内訳

@僧侶懇志14億円(住職7万円・衆徒3.5万円)

  門徒懇志212億円

A直属寺院懇志6億円

B特別懇志8億円(本願寺参与・総代、宗会議員、

宗務員、海外開教区、協賛企業等)

*一般寺院懇志は、僧侶懇志と門徒懇志を合算した ものがご依頼額になります。

 

 

山陰教区の門徒懇志依頼額算出要素

 

212億×25%(全教区均等割額)53億円

(A)山陰教区門徒懇志依頼均等割額

53億×4.3(山陰教区寺院数の全国比率)

2億2,646万円

 

212億×75%=159億円

(B)山陰教区蓮如懇志要素額

  159億×3.07(蓮如懇志教区比率)

  =4億8,813万円

 門徒懇志依頼総額

A+B=7億1,459万円

 

−還付される「教化助成費」・「組事務費」について−

第1次期間   15%(寺院)  1.5%(組)  0.7%(教区)… H17.8/1〜 H19.3/31

第2次期間   10%(寺院)   1.0%(組)  0.5%(教区)… H19.4/1〜 H21.3/31

第3次期間   5%(寺院)  0.5%(組)  0.3%(教区)… H21.4/1〜 H23.3/31

*各組事務費として進納額の0.5%が交付されます

 

 

 
女性僧侶からひと言

山陰教区市山組 長玄寺前坊守

岡本茂子

 

「現在を伝え・明日を語るため・過疎から挑戦します。」
 この公約を旗印に掲げ、この度宗会の議席を確保された小笠原議員に、敬意と信頼を寄せるものです。

 時代は、今、激動の流れの中で渦巻いています。宗門の未来も危機的な状況にあります。過疎・高齢化・
少子化
問題は社会だけではなく、中山間地域の寺院活動の現場でも、そのことに直面している現状で
あります。まず何をどうすればよいのか。寺院・
寺族が抱えている諸問題をしっかり聴き、信条とされた
有言実行の思いを言葉にし、言葉を行動にあらわすと確信されていることに、女性僧侶として具体的な
手応えと、目に見える活動を望みます。

 さて、全国坊守・寺族女性連絡会をご存知でしょうか?全国で約五百名、山陰教区では四十名が加入し、
今年で七回目の集いが終わりました。わたしが坊守≠アれからは誰が坊守
〜坊守規程を受けて〜
をテーマで意見交換・学習し今後の課題として、宗門最高議決機関である宗会に、女性が参画していない
(今年度は女性門徒議員が一名選出されている)ことや、僧籍のない坊守は投票権がないことを改めて
認識し、具体的な活動として宗会に女性を送る会「風の会」が立ち上がりました。真宗寺院は住職・坊守が
共にご法義繁盛を願い、「男女共同参画」のあり方でお念仏の教えを伝えてきました。在家主義寺院の特色
が十分に発揮され、その為には女性の声を宗政に反映されるよう、男性議員のお力に期待をかけ、宗門に
風をおくっていただきたいと思います。

 

編集後記

 

本年四月の宗会選挙におきまして小笠原義宣氏を支持された皆様、本当におめでとうございます。そして、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。今回の結果は、現状に対する危機感と改革への大きな意志が、行動力ある小笠原義宣氏という強い個性に結実したものであると感じています。その意味で本当に重要なのはこれからなのです。小笠原義宣氏を支えるつながりあいを大切にし、今後なにをなすべきなのかを同朋として真摯に語り合うということ、そしてそれを着実に実践していくことが重要です。一人ひとりが教区のこと、教団のことを他人まかせにせず、わがこととして取り組んでいかなければ、今回の当選の意味も失われてしまうでしょう。わたしたちは常に心に汗をかかねばならないのです。(O)

 

HOME