永明寺(ようめいじ)

曹洞宗の禅寺で、応永27年(1420)津和野城主吉見頼弘創建の名刹。

以来この寺は吉見、坂崎、亀井氏の菩提寺として550年余の歴史をもっています。現在のものは享保14年(1729)の火災後に建てられています。境内には文豪森鴎外の墓、悲劇の武将坂崎出羽守の墓がひっそりとたたずんでいます。

余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス  

この遺言どおり鴎外の墓は分骨され永明寺の森家の墓地にたてられました。