一合升に敷詰めろ 手古鶴
古式の石見神楽が伝わる島根県匹見町、その裏匹見峡を流れる広見川の上流に、昔小規模の酒蔵があったそうだ。清い広見の水を使い、米や酒を背負って運んだ為、「手古鶴(てこづる)」と呼ばれていたそうだが、生産が極端に少なかったため、幻の名酒の名を欲しいままにした。
ところが、あの忌まわしい1963年の大豪雪でその酒蔵は消滅した。過疎化のハジマリだったわけだ。そこでボクが匹見に手を貸している間にこれを復活させようと思い立ったが、いまや匹見には酒を飲める人は居ても、作る人がいないではないか。
そこで懇意のNob冗造にお願いし、純粋パズルとして世に贈ることにした。これぞ手古鶴復活の秘話なのである。
手古鶴は難しい方から、純迷酒、吟冗酒、冗造酒、とランク分けされている。
Nob 芦ヶ原 伸之







