鈴の大谷山



平成15年5月2日
天候:晴れ
2年前に登った鈴の大谷山から流れ出ている鈴の大谷川へ滝を見に行きました。
今回は、山頂まで行くのが目的ではないので、のんびりと川の音を楽しみながら沢を上っていきました。
毎回出会うのですが、今回もマムシに遭遇しました。
ヘビの苦手な友人は、どういう訳かすぐにヘビを発見します。

鈴の大谷山は古くから林業が盛んで昭和初期にはトロッコで材木を出していました。
しかし昔から度々大水害に会っているようで、特に昭和11年の水害では50数名の遭難者も出ています。
途中、コンクリートの橋の手前には遭難者の慰霊碑などもあります。

今からは想像出来ませんが、昭和10年頃の写真を見ると、とても多くの家が立ち並んでいます。
護岸は石で積んであり、大きな木の枝が川の上に覆い被さり景色のとても美しい場所です。

今回は、当サイトとリンクして頂いている、「ヤブ山突撃隊」さんの「鈴の大谷山 インクラインコース」
一緒に見ていただけると意味が良くわかります。

ところどころ当時のトロッコのレールが残って
いますが、ほとんど土砂で埋まっています


川に掛かっていた橋脚の跡です
橋そのものは流されています

とてもきれいなリンドウの花
結構、咲いていました
普段は登るのに一生懸命で見る余裕も
なかったんですね

まず1番目の滝です
それほど高くありません
左側から遠巻きしました

2番目の滝です
友人はここまでは、何度も来ている
そうです
私は今回で2回目です
左側から強行突破しました
この滝を越えるのが友人の長年の
夢だったそうです(笑)

3番目の滝です
釣子ケ滝という名前がついています
さすがにこれは越えられません
どちらを遠巻しようにも数百メートルは
登らないと越えられません
インクラインの上から行けば、越えられ
ます
(「ヤブ山突撃隊」さんの「鈴の大谷山 
インクラインコース」
を参照)

3番目の滝の上部です
この写真で見る限り、滝の上は開け
ているようです

護岸です
わかりますでしょうか?
砂防ダムもすべて石で積んであります
昔の人はすごいですね

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