Part11
「奇声」〜11月19日(日)
今日は中央公民館で個別練習。「管理官の歌」近辺の練習から始まるということなので、のんびり11時前頃に行ったところ、陶山元プロデューサー先生に会った。ジュニア合唱団の練習も今日ここであったのだ。今回は事情があってミュージカルには関わっていないということだが、来年のジュニアと市民合唱のジョイントの話などして、相変わらず精力的なのでひと安心。
それにしてもさっきから雅楽みたいな発声が聞こえるなあ‥‥謡曲教室でもやってるのかと思いながら軽運動場へ入ると、人間の姿をしたネコ多数に挨拶される。何じゃ〜!「とびら」やめて「キャッツ」でもやるのか!?見ると元法王の城市ねーさんが来てるので、こりゃー悪い菌でもバラまかれたかといぶかってたら、これはごんどう先生直伝の発声練習。「にゃー」ってのが軽運動場の壁に反射すると謡曲に聞こえてしまうのであった‥‥でもここでセレモニーの歌とかやると、なんか抜群にハモってる感じがするのである。
気を取り直して「クラッシュ!」の歌練習。広兼先生もジュニアとこっちと掛け持ちで、相変わらずの引っ張りダコぶりだ。今日は大人だけ(カザン除く)なのだが、合間で彩ちゃんや恵ちゃんらジュニア派閥系子役が様子を見に来たりしていた。テツ山田が来てた理由は良くわからない。大人の中でアイドルと化していた日々が忘れられないのかも‥‥。ミヤコさんの子供二人、上の男の子と「あい地球」の時はベビーカーの中にいた女の子も所狭しと駆けめぐる。ふと見ると、いつの間にかごんどう先生が男の子と問答している。ちゅうか、子守りだが‥‥。
このあと振りも付けながら練習して、とりあえず1時で終了。佳苗先生、いきなり上をはだけて、多田先生たちと衣裳の打ち合わせ。執念こもってるッス‥‥。正式にはよくわからないが、「ヘビの精」ってのは森関係のダンサーの総称で、その中でも佳苗先生とミヤコさんに「ゲラン・バロン」という役名がついている、という図式らしい。ということは旧「森の住人」のイメージはだいぶ変わるのかも‥‥?
我々が出ていくのと入れ替わりに鶴原さんや島田さんがやって来た。沖田くんはすでに待機中。これから2幕の練習が始まる。
「部外者」〜11月23日(木)
祝日。ごんどう感謝の日。朝から「しあわせ?しあわせ!」の歌&ダンス練習‥‥わたしは関係者ではない。教師Bは「おまえはもう死んでいる」状態なのだ。あのしんどい曲を歌い踊らずにすむのは正直ラッキーだが、反面やっぱりもの足りんなあ‥‥。で、結局「ミュージカル通信」を書くために午後から県民会館に行く。演助の新垣さんに「なんです○○わさんここにいるんだ?と思った」と言われた。今日は他の行事も多く、他のことで来ていたブラスの真庭さんにも出くわした。セレモニーの歌で助っ人合唱してもらうので、自然と「すいませんねえ」なんか言ってしまう。
作業しつつ、事務所の職員の人と「わたしも舞台に立ってみたいですねー」「じゃあ今度、特別枠で」などと話をしてたら、練習の方は休憩になったらしく、コーヒー片手にごんどう先生登場。雑談しつつ、書き上げたばかりのM通信を検閲されてしまった‥‥何でこんなに緊張するのか?その後なぜか渋谷さんがおいでになったので、部外者同士で「仲間がいた〜」と安心して大ホールへ見学に行くと、ちょうど休憩に入ったところだった。
ロビーに行くと奈穂ちゃんが精根尽き果てて倒れている。ウルトラハード「しあわせ?しあわせ!」ダンスは今回も健在だ。「でもKAGURAより楽。あ〜、またKAGURAやりたい!Aチームの人いいなあ‥‥」と、元森の住人の奈穂ちゃん。苦しければ苦しいほど楽しい‥‥幼くしてミュージカルの醍醐味わかってんじゃないの。PTAの長谷川さん(元汚染部隊。「とびら」初登場)も「あんまりしあわせじゃないって聞いてたけど‥‥よくわかった」と納得顔。そんな皆さんがうらやましいオレ‥‥実際踊ってるところはほとんど見られなかったが、ほぼ前回どおりということだった。
大人の方はこれで放免となったようで、再開後は「とびらのむこうに(オープニング)」の練習、子供のみ。大人たちは客席で練習スケジュールを見ながら「自主練習どうする?」なんかの話をして解散した。