石見銀山 世界遺産を守る森づくり


2008年9月15-18日 石見銀山仙の山山頂石銀(いしがね)地区でテングス病被害竹林の間伐作業を行った <緑の募金特定公募事業>
石見銀山 世界遺産を守る森づくり 2008 [画像/作業前]
石見銀山のコアゾーンにもテングス病の被害竹林が広がっている。地元ボランティアと国際ワークキャンプのメンバーが間伐作業を開始した。100本に1本だけ残す程度の強度間伐である。
[画像/作業後]
4日間にのべ100名が参加。面積1800平米でハチク9000本伐採処理、チップ数量約100立米。まだまだ周囲に広げていく必要がある。
[画像/参加者]
見通しのよくなった仙の山から、日本海の韓島も見通せた。16世紀に沖合いから光る銀山が発見されたという伝説を思いおこさせてくれる。
[画像/真砂土舗装]
石銀地区で生じた竹チップを使い、翌年3月に石見銀山で歩道の簡易舗装工事を施工した。真砂土と混合して酸化マグネシウムを加え水を撒いて硬化させるもの。長期的に産業廃棄物を生じない工法といわれている。(国際ワークキャンプ4期生と)

「竹やぶを竹林に」温泉津小学校とともに森のバイオマスや竹の活用のワークショップ。
続いて石見銀山で竹刈りと竹チップ活用のボランティアを展開。2005年12月9,10日
石見銀山 世界遺産を守る森づくり2005 [画像/火おこし]
関根秀樹講師による原始火おこし体験に子どもたちがびっくり
[画像/銀山森づくり]
2006年12月 石見銀山遺跡吉岡出雲墓所 竹刈りボランティアに集まった方々
[画像/竹チッパー]
伐採した竹は大型チッパーで現地処理。
歩道のマルチングに使いました。
[画像/竹チッパー2]
”かぐや姫ロード”の踏み心地は? 

2006年に竹を伐採した跡で、子どもたちによるタケノコ狩り。2007年5月23日。
大田市立五十猛小学校4年生と・大田市立温泉津小学校3年生が参加
石見銀山 タケノコローラー大作戦 [画像/タケノコローラー1]
銀山本谷のハチクのタケノコをさがしています
[画像/タケノコローラー2]
みつけたタケノコは ドラム缶でタケノコピザを焼いて食べました。

2007年は仁摩町大国の永久坑跡で竹を伐採してチップ化。12月2日。

石見銀山 世界遺産を守る森づくり2007 [画像/永久坑竹刈り1]
こちらのハチクにもだいぶテングス病がはいっています。
現地処分しなければいけません。
[画像/永久坑竹刈り1集合]
緑の募金に取り組むローソンさんからも多数参加いただき、
短時間で作業が進みました。

2008年からはテングス病の進行状況を確かめるために 竹林の健康診断プログラムを試行中

竹林の健康診断 [画像/里なび]
2008年2月11日環境省主催の里なびミニシンポジウム&研修会で
竹林の健康診断を実施。
石見銀山の調査箇所のマダケ、ハチクのほとんどに
テングス病の症状が出ており、深刻さが確認できました。
[画像/研究集会]
竹林景観ネットワーク第3会研究集会を大田市で開催(2008/12/13)
。 翌日には「竹林の健康診断ガイド」を手に全員で観察会を行いました。

[画像/はっぱ] [画像/はっぱ]