Part22
「華燭」〜1月11日(木)
夜8時からという中途半端な集合。行くと、ララとカザンが大ホールをまるまる使って二人の世界を展開中。まあしかし二人といっても実際には3人で‥‥物欲しそうに見ている山田くん(なんでいるの?)の心情を察して「沖田くんが二人の女子高生をとっかえひっかえ」なんて、かなり悪意に満ちた書き方をしてみました。いかがでしょう?リハーサル室では芝居チェックも展開中だが、私の戦場はロビーなの。大人のナンバーで主に振り固めである。土日はともかく、平日にもこうして多田先生に見てもらわないと、なかなか正しい振りが身に付かない。とはいえ自主練を精力的にやってる人たちはやっぱり仕上がりが違う。スクール側の自主練は相変わらず護衛の二人が引っぱっているが、ヘビの精は真月さんが牽引役のようだ。全体的な遅れはまだあると思うけど、それを取り戻そうとみんながんばっている。
9時ごろから楽屋に引きこもり。今日はこっちがメイン、すなわちメイク講習である。この間から始まっているが今日は管理官・教師・護衛だ。多田先生に顔を作ってもらってまずはそれをメモること、あと参考写真を撮ることである。自分でもメモったけど今日は専属のメアシさんがいるので紹介します。ニイガキさんです!‥‥「メアシ」って何?メイク・アシスタントのこと?得意技は接写。接近しすぎてシャッターが降りない、なんてお茶目をたまにやらかします。
教師Bは衣裳が同じなので、メイクは変わったもののあんまり変化はない。管理官も同じ事が言えるが、モトくんの場合ヒゲとか髪とか、ベースにキャラがあるのでそれを生かして作っている。前管理官・新垣さんから出た「野心家」のコンセプトに沿って多田先生の達筆!がうなる。ニュー管理官誕生である。
護衛の二人も衣裳は同じなのだが、首から上は思いっきりチェンジ。結局カツラはショート(ボブとかいうやつ?)になったようだが色が‥‥リーダーがピンク、稲若さんが白(シルバー)‥‥誰だ、紅白まんじゅうなんて言うのは。おれです。メイクも去年の隈取りみたいなのじゃなくて、どっちかと言えばキレイ系。ラメも思いっきり振ってあって、ちょっとエキセントリックなモード写真を見てるような感じ、モア・セクシーなのだ。
そして一番変わったのは教師A。見たところ紀子さんの衣裳がベースのようではあるが、眼鏡なし、ロングスカート・アタッチメント式、他の部分もディティールがいろいろ変わっている。あのB・Bクイーンズのような頭はどうなるかまだ未定。新曲もついたことだし、教師Aのビジュアル刷新は必須項目といえるかも知れない。今のところステージでの見栄えが一番読めない存在であることは確かだ。ごんどう先生のお眼鏡にかなうか否か‥‥大賀さんのぼやきが聞こえてきそうである。
こうしてコスプレ三昧の夜は更けていき、我々が県民会館をあとにしたのは午前1時前であった。ごくろうさまです、渡辺さん。