Part7
「影志望」〜10月28日(土)
 久々2週間ぶりの練習なのだがそんな感じがしない。先週は子どもの練習を見学したこともあるが、22日の白岩神社の地芝居に我らが杉内ララが出てラブシーン(テレビのニュースでも放送された)までするというので、みんなでごんどう先生まで引っ張って見に行き、久美子先生にも出会ったりして盛り上がったからだった。でもきょうの練習はちょっと寂しかった。大人はやっぱり少ない‥‥忙しいんだな、みんな。
 2時から大ホールで歌練習。「あしたの空へ」自分は関係ないかも知れんけどと思いつつ、ひっそりと参加。「今年はぜったい六部合唱で!」というはじ先生の要請で、去年ポシャった大人四部に再チャレンジと相成る。「あい地球」の時のような影コーラスが復活することになりそうだ。おいらもPTA役をやらせてもらえないんならそっちに入ろうかな。教師Bもその頃には死んでるし。
 ポシャったとはいえ途中までは四部で練習してたので、わりと音取りはすんなりできた。でも進化版は二番の歌詞が新しく付いてる。8月のジュニア合唱の定演で歌われたのがたぶん初お目見えだと思うが、そのときは客席で聞いてて「自分の知らない歌詞がある!」と思ってジェラシー感じてしまったわたし。やっと自分でも歌える‥‥悲願達成。
 大庭くんに「ミュージカル通信」のインタビューして昼間の日程は終了。沖田、山田、大庭のスクール生3人はバンド結成に向けて動いているらしい。バンド名は‥‥「スクールメイツ」とか、どう?
 夜は大人だけで歌の続き。護衛のお二人が増えただけだった。正確に言うと岩本クレヨンしんちゃんカズヤも増えていた。気が付いたら寝てたが‥‥(重い)。
 アカペラのセレモニーの歌は教師Bとして歌うことになりそうだ。歌練習では必ず誰かが「広兼話術」にはまってしまうのだが、きょうは築山の朋ちゃんだった。指導者が練習の妨げになってどうすんの、という感じの昨今の広兼ティーチャー。ピアノの師井さんをいじめたり‥‥そりゃ松島先生も渋谷さんや美佐さんと徒党も組むわい(読んでて意味わかんないと思うけど、こっちも書いてて意味わかんない。なんか変なオモシロ練習だということでご理解を)。
 きょうは「M通信」と一緒に、はじ先生が音楽雑誌に書いた「とびら」に関するコラムのコピーが貼られていた。「ミュージカルを、録音した楽曲で上演するのはいかがなものか?生オーケストラの音楽でやるべきだ」という内容があって‥‥極論ではあるが、個人的には賛成。挿し絵がよい。「いぢわるな管理官」と、その右足を両手にいただく護衛B‥‥どう見ても稲若さんだ。

「自主トレ」〜10月29日(日)
 子どもは午前中衣裳あわせ、午後からオープニングナンバーの振付などと精力的だったが、大人はリハ室をあてがわれて自主練習となっていた。9時から使えたのだが数人で示し合わせて午後からぼちぼち始める。きょうも少な目‥‥モトくんとその門下生(築山さんたち)は自分たちのチームの練習も忙しそう。県民会館の周辺でガラス壁を鏡代わりにして踊ってるチームがいたら、それは奴等だ。
 2週前にやった「クラッシュ!」の振付をほとんど忘れてるのでその復習から。でもごんどう/多田両先生は子どもの方に付いてるので、ひっかかっちゃ大ホールへ行って聞き、みたいな感じで‥‥セレモニーの歌を練習すれば、小ホールの練習用テープの録音にキーボードをとられてたりして音がうまくとれなかったりと、なにやらチグハグ。でもキャスト同士で細かいところを摺り合わせたりするのにはこういう時間は有効だったりする。有効利用できたか?‥‥できたつもり。
 番人や管理官は個別練習がけっこう進んでるようだが、この自主練で「管理官の歌」ニューバージョンを目の当たりにする。モトくんのためにあつらえたような間奏部分のダンスはヒップホップ系。護衛の二人のダンスも相変わらず決まっている。タメ息‥‥である。
 そのうち夫が呼びに来たので出ていこうとする美佐さん。聞けば、子どもの振付に絡むそうじゃないか。大ホールへ見に行ってみると、オープニング曲の間奏部分で杉内ララをいじり倒している。今年はオーバーチュア(前奏曲)ができた関係でこの辺りの構成がけっこう変更されていて、どうするのかなと思ってたのだがなるほど‥‥こりゃおもしろい。教師Aも性格悪そうで、さすが美佐さん、教師とか先生とかやらせたら日本一である。

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