Part13
「再臨」〜11月26日(日)
 朝から大ホール。今日は芝居メインなので沖田くんもやる気満々でやってきている。子ども軍団の長老は楽しそうでけっこうだが、肉離れは?早く直してよ。子どもの間では、新垣夫妻が同じ車から出てきたのがスキャンダラスな話題を振りまいているらしい。苗字で気づけよおまえら‥‥って話だが、大事なところが抜けてるのが子どもらしくて、可愛いやらホッとするやら。
 午前中は「あしたの空へ」のステージング。今年もこの曲がラストナンバーだ。緞帳が降りてくるところまでの振付‥‥やっぱりここに居たいなあ、という気になる。たとえ「幸せをかみしめる子どもたちとの交流」芝居ですべりまくり、子どもたちが退いてしまおうとも‥‥!小倉さんが遅番なので代役で番人Bのポジションにつく。ここはルミ・ミカがいて、マリ・ココが加わってくる上手奥のゾーン。杉内さんが入ってきても全然違和感なかったのだが、よー考えたらあんたララでっしゃろ!‥‥長谷川さんがNGなのでその代役であった。復活初代ココ。けいちゃん(ミカ)がいい感じで「ほら見て見て」という芝居をふってくる。この辺、みんなでふくらましてあげてください。わたしはいないんで‥‥くうう‥‥。
 ロビーで昼メシ食ってるところへ管理官が来臨。距離3メートル2じゅ‥‥いかんいかん、職業病。モトくん久々復活である。なんでも今朝の3時まで浜田で踊ってて、ほとんど寝もせず午前中はサッカーやってたとか‥‥タフやのう。そのモトくんと沖田くんが同い年ではないか?という疑惑がわき上がっていたので聞いたところ、知世の大ピンポン(古い)。それを知ったみんなの驚きは、芝居で「ここは、モトくんと沖田くんが同い年だと知った驚きの感じでリアクションしましょう」などというアイディアが飛び出すほど鮮烈であった。
 午後はまず1幕中盤の芝居。管理官メインで。あの〜立ってるだけなんですけどわたし‥‥護衛の二人もだが、これは楽と言えば楽、おもろないと言えばおもろない。生徒とかPTAなら人間らしいリアクション芝居を考えたりとかもできるんだけど、考えたというと管理官の芝居について作戦タイムしたことぐらい。まいったな‥‥何かないか?教師Bのおいしいポイント。それを探すことが新たな楽しみ方の開眼となるか否か?
 その後、「あしたの空へ」を広兼先生の指導でもう一回歌練習。
 休憩後、3幕前半の芝居。一度やってるけど大ホールでやるのは今日が初めてだ。ポジションどりの注文もかなり具体的になってくる。梅津先生「貴ちゃん、今度はどういう性格の親でいく?」‥‥経験者は慣れたモンである。実際、すぐバラエティ豊かなガヤ芝居が飛び出し始めて、制止するこっちも大変だよ‥‥何が?
 ダイチと番人が飛び出してくるあたりまでやるのは初めてだったが、ここは何といっても待ってましたダイチ!の場面であって、真庭ちゃん本人も知ってか知らずか、魅力大暴走。鶴原さんがトチったからって「ドンマイドンマイ」なんかやってやんの。オレだったら情けなくて‥‥ま、いいか、可愛いから許す。ごんどう先生のキュー外しにコケたりして、美佐さんも「可愛いなあ」。最近大人子ども問わずファン層拡大してるみたいですわよ、奥さま。
 3幕の時間が長くなってくると、今年もあの問題が‥‥固い床の上で「ヒザ立ち」を強いられる修了生5人がネをあげ始めた。去年もあったが、本番が近づくにつれて誰もあまり言わなくなったっけ。慣れるモンなのかな?‥‥本人たちにすりゃ、それで片づけられたらかなわんところだが。稽古がブレイクするたび「づあ〜っっ」って感じで姿勢をくずす5人。しかしリサが「キャッチャー座り」してるのにはド肝を抜かれた‥‥似合わないからやめといた方がいいよ、半場ちゃん。
 終了5時。子どもたちの靴の手配で、多田先生が個人別に指示を出している。靴といえば、教師Bのそれも結局自前で用意することになった。捨てるのももったいないが、使うこともなかなかないしねえ‥‥というふっるいふっるい革靴が日の目を見るときが来たのかも知れない。史香さんは公開マイクテスト。修了生は心して聞きなさい。とくにアカギ・ヤマダ・テツ(ミドルネーム付き)。

[前へ] [次へ] [舞台雑記homeへ]