Part14
「寒稽古」〜12月3日(日)
中央公民館の軽運動場に朝10時集合。今回は9月の顔合わせからコンタクト着用で臨んでいるワタクシこと教師Bだが、反対に、今ごろ眼鏡をかけてくる人もいる。岡崎〜、似合ってねえぞそれ‥‥。
はじめは3幕後半の立ち稽古である。死んでる人、撤収〜‥‥ってなワケで法王と教師陣は糸操り人形の練習用舞台に腰掛けて、あるいは上に登って文字どおり高みの見物、三宅パパとのトーク付き。護衛の二人は解放してもらえない。舞台上で死んでる必要があるからだ。何か大変そう‥‥。
法王の衣裳について渡辺さんから情報を得ていたので、それを史香さんにぶつけてみる。いわく「上半身セーラー服調+ミニスカート」‥‥間違いないらしい。どこが衣裳なのか?まんま史香さんだと思うのだが‥‥あきらかに誰かさんの趣味がモロ出し状態である。演出家は誰でしたっけ?
そんなこと言ってる間に稽古が始まっている。「しあわせ?しあわせ!」後の新展開である。まあ、前回の台本にも書いてはあったのだが、諸事情でカットされたところだ。大人数がパノラミックに移動しながら展開するクライマックスの大芝居。前回、カットされると聞いてわたし的にかなりテンション下がった、マサトのせっぱ詰まったセリフが4〜5言。いまだにそらで言える‥‥今回のマサト役には執着していないが、やっぱりこの完全版のマサトもいつか自分でやってみたいという気がしてくる。それにしても尻が冷たいな‥‥鉄でできた練習用舞台は‥‥と思ってたら稲若さんがハケてきて、なにやら布の固まりを持ってポジションに戻っていった。護衛は「死んで」床に這いつくばっているのでよけいに寒さがこたえる感じだ。
休憩後、3幕前半の反復稽古。ちょっと立ち方を変えてみる。まあ誰も見てないとは思うけど‥‥それより、「法王の歌」のあと定位置まで歩いていくのが問題だ。尺が足りないので(足が短いからだけじゃない!)最後にゃもんのすごい歩き方になって、ごんどう先生の失笑をかってしまったが、ちょっとシャレにならないので後で先生に相談した。どうなることやら‥‥。なぜか修了生が杉内さんと沖田くんしかいないので、演助の永田さんが忙しい。前回の演出補は「永田先生」だったが、何か縁故関係あるのかな?「永田さん」は女性である。
12時過ぎに終了したが、PTA役の人は広兼先生について新曲のPTAの歌を練習していた。これでMナンバーは全曲そろったことになる。
午後からは教師Aツカミの歌の振付で、美佐さんと1場の子ども以外は解散なのだが、居残って昼飯だけ食べた。やっぱりみんなと食べるとおいしいな〜、ちょっと寒いけど‥‥なぜか小学生軍団が「借り物競走」をやっていて、さっきから何回も上着を貸し出している。瀧本(姉妹)!真庭!美香!野海!「M通信」の投稿用紙をばらして借りるものを書くんじゃない!‥‥三宅パパ、助言してどうすんですか‥‥
「ゲリラ練習」〜12月7日(木)
夜、PTAの歌練習。関係者ではないので行きづらいわたしは、アカギ・ヤマダ・テツを楯にしてリハーサル室に強行突入。
でもPTAは3〜4人しか居ないわ、番人いるわ、美佐さん・渋谷さん来るわ、三輪のしっちゃん屋外で踊ってるわ、ともちゃんは捨てた「女」を拾わにゃいかんわ、裕希ちゃんは山岳部の伝統を叩きこわすわ、大達っちゃんバイトが忙しいわ、松本さん眼鏡かけてくるわで統一感皆無なので、安心して発声練習の輪に入った。でもPTAの歌の練習に入ってしまうと居場所がないんですよね‥‥大ホールはブラスの練習中だし、ロビーは番人さんにとられてしまった。しょうことなしにその隅っこで、外にいるしっちゃん達の創作ダンス練習を冷やかしつつ、山田くんと「教師Bってのはさ〜」‥‥今回、曲がついた関係で教師Aはメジャー・バージョンアップを果たしたのに対し、我らが教師Bは特に新味もなくてイマイチ影うすいのだ。‥‥いけんいけん、「またその話か」って言われそうだから気をつけよう。渡辺さんにまで「そんなに「しあわせ?しあわせ!」踊りたいの?」なんか言われちゃったし。
そのうち小ホールの一部が提供されたので、教師Aますますボルテージアップ。何がすごいって今回は教師A、「脱ぐ」んですよ‥‥いいのか?元「創作子ども音楽劇」‥‥。教師Aの曲についてはこの間「ドリカム」って書いたが、ピアノ伴奏のテープを聴いた感じでは古典的なロック、みたいな感じ。ブラスが入るとどうだろうなあ。
広兼先生の出番も終わり、多田先生が来てNG調べ。え!忘年会!?‥‥ってこらこら!高校生が盛り上がるな!多田先生「あ、山田くんは午前中ね」。