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第1回街角ウォーク日記
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第5回 街角ウォーク 2009.10.31

10月の街角ウォークは、高津地区の石見銀山関連遺跡を歩きます。
最近、肌寒い日が続いていましたが、今日は秋の行楽日和。雲一つないみごとな快晴です!
気温も26℃まで上がるとか。歩くと汗が出そうですね。
集合場所の連理松前に、19名の方が集まって下さいました。
みなさんわざわざありがとうございます。
それでは、知る人ぞ知る石見銀山関連遺跡に向かって出発〜♪


〜ウォーキングコース〜 

高津連理松→松崎碑・石臼・松尾芭蕉句(高津児童館前)→戎町→大龍寺→正覚院→高津連理松


高津連理松(たかつれんりまつ)
かつて、松林であったこの地に、隣接する
他の幹と、枝がほぼ水平に合着して完全な
連理を遂げている樹齢300年の黒松があり
ました。金刀比羅神社の境内にあり、国の
天然記念物でしたが、松食い虫の被害に
よって失われました。

松崎碑
金刀比羅神社の境内にある松ア碑。
万寿3年、高津沖の鴨島にあった人麻呂尊像が
松崎の地に漂着。文化8年、藤原持豊の撰のある石碑を松林の丘に建立しました。
津和野藩蝋座臼(つわのはんろうざうす)
江戸時代、津和野藩では、製紙をはじめ精蝋にも
力を入れていました。以来、明治の廃藩置県まで
津和野藩の重要な財源となっていました。
金刀比羅(ことひら)神社
向かって右が連理松のあった場所です。
高津児童館へ
ゆるやかな丘を登ります。
お天気も良く、風が心地よいので、
思わず駆け登りたくなりますね!
松尾芭蕉の句碑
「雲折り折り 人を休る 月見かな はせを」
高津児童館の前に建っています。

この辺りはかつて山でした。
益田道路の開発等で削っていったそうです。
眺めがいいので思わず深呼吸〜
住宅と畑の間の細い道を通り、
大龍寺に向かいます。
「おおっ!地面が砂地じゃあ!」
あちこちから驚きの声が上がります。
「やっぱり高津は海が近いんじゃねぇ」
本当ですね。私も再認識しました。
瑞雲山大龍寺(ずいうんざんだいりゅうじ)
臨済宗東福寺派。天正10年、以清和尚によって
旧邇摩郡大森村大字佐摩字大龍寺谷に開基。
銀山の歴史と共に歩んできましたが、明治27年、
高津浜に移されました。
正覚院(しょうかくいん)
ここが正覚院です。
益田氏14代兼理(かねまさ)によって、応永16年、
妙義庵(現妙義寺)の門前に建立。
明治22年、高津浜に移転。
兼理
(かねまさ)
の位牌が奉られています。
約10年前、現在の堂宇に建て替えられ
ました。
正覚院は、住宅と墓地の間にひっそりと
建っています。
まさに、知る人ぞ知る場所です。
参加者の皆さんも初めて訪れたとのこと。

連理松前に帰ってきました。
普段はあまり立ち寄ることのない場所を
巡る今回のコース。
歩く距離は短めでしたが、高津の穴場発見に
みなさん会話に花が咲いていました。

お疲れさまでした!