弘治元年(1555年)以前に建立
初代 伊藤重佐発願の象徴- 温光寺 -
経営理念
泉薬湯温泉津温泉元湯は湯治・保養の温泉である。
湯治・保養の温泉の役割は、恵まれた泉質を変質させず、次世代に伝えることである
- 自然湧出自噴泉の源泉・薬湯としての泉質を護る
- 温泉は天与のものであり、未来の人のものである
- 温泉は経済価値に重点を置く観光資源ではなく生涯を健全に過ごすための厚生資源である
- 温泉の湯治療養としての公益性・福祉性を忘れてはならない
- 湯治・保養の温泉経営は社会事業である
泉薬湯のはじまり
狸の池発見伝説
温泉津の住古の今の地に、自然自噴し湧出していた温泉。
この温泉に手を加え、湯坪を構え假屋を建て温泉場を創ったのが 温泉屋 伊藤家初代の伊藤重佐。
重佐が湯主となった経緯・湯税上納と相続の継承を記した文書「温泉由来記の釈文(1555年)」
に記された「狸の池発見伝説」が歴史ある霊泉、泉薬湯 元湯の始まりと伝えられています。
お知らせ
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2024/10/1
<10月の予定>
●10月8日(火)9時~ 薬師瑠璃光如来月々報恩法要(1時間程度)
※法要にご参加された皆様に奉納源泉水を振舞います。
※月々報恩法要は通常は7日に行いますが、今月は都合の為、8日に変更いたします。
●10月21日(月)短縮営業 6時開館~15時閉館(最終受付14時30分) -
≪医王山温光寺薬師瑠璃光如来御例祭≫
「お薬師さん」について
毎年7月7日は「お薬師さん」の日です。
医王山温光寺薬師堂には、1400年前より絶えることなく自噴自然湧出している泉薬湯温泉津温泉元湯の源泉を守り続ける薬師瑠璃光如来、十二神将、日光菩薩、月光菩薩、また地蔵堂には、釈迦如来、地蔵菩薩、十王尊が祀られています。
「お薬師さん」の日は、これら守護尊や元湯の源泉を守り続けてきた先人達に感謝し、この『自然の恵み』を現在当温泉をご利用いただいている皆様とともに未来へ繋ぐことを願う大切な1日です。
『自然の恵み』に感謝し、未来永劫この恩恵が続くことを願い医王山温光寺にお参りください。
◎医王山温光寺 開門 5時30分 : 閉門 17時
◎薬師瑠璃光如来御例祭 10時~15時頃
報恩法要、薬師経全巻読誦、薬師堂・地蔵堂・源泉動画の一般公開、奉納源泉の飲泉等を行っております。
・その他注意事項
※当日は入浴料のみ無料です。
※通常行っている人数制限(10人)、入浴時間制限(1時間)、湯量調節は行いません。皆様の良識の範囲内でのご利用をお願いいたします。
※お手荷物、お履き物等はご自身の責任のもと管理してください。盗難や取り違いが発生した場合、当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 -
2023/9/20
泉薬湯温泉津温泉元湯の公式ホームページを開設しました。
元湯の営業情報に加え、「500年繋いできた温泉屋(ゆや)の歴史」「古文書・史書から見える温泉津の歴史」を皆様の記憶に留めていただきたく情報公開いたします。スマートフォンからも快適にご覧いただけるよう対応しておりますので、外出先からもご気軽にご覧ください。
今後も情報の更新、発信を行っていきますので、よろしくお願いいたします。
営業案内
営業時間 | 3月~11月 6:00~20:00(最終受付 19:30) 12月~2月 6:00~19:00(最終受付 18:30) |
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短縮営業日 | 毎月第3月曜日 6:00~15:00(最終受付 14:30) ※第3月曜日が祝日の場合は翌日が短縮営業日となります。 |
定休日 | 毎年11月 第3月曜日 |
無料開放日 | 毎年7月7日 医王山温光寺薬師如来御例祭(お薬師さん祭) |
無料駐車場 | 第1駐車場 当館前 乗用車5台分 第2駐車場 当館より15m 乗用車5台分 第3駐車場 当館より200m 乗用車12台分 ※キャンピングカー・マイクロバスでお越しの方は第3駐車場へお願いします。 |
入浴料 | 大人 中学生以上 500円 小人 1歳以上~小学生以下 250円 入浴券 10枚/束 4,000円 ※1時間以内 |
入浴関連用品 | フェイスタオル 300円 固形石鹸 100円 リンスインシャンプー 250円 髭剃り 50円 |
源泉水販売 | 200円/L ※1L以上、L単位で販売 2L・5L・8L容器販売。(持ち込み容器は10L容器まで可) 20L以上購入の場合は事前にご連絡ください。 飲泉用ではありません。持ち帰りのみの販売です。郵送は承っておりません。 |
清掃 | 当館は営業終了後、毎日「湯」を抜いて清掃を行い、常に「新鮮な湯」の提供を心掛けております。 また、月1回、排水溝の高圧洗浄作業等を行うため短縮営業日を設けさせていただいております。 |
その他 |
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温泉情報
特性 掘削、ボーリング、動力による抑揚をせず、自然の力で地底からじっくりと湧き出ている自然自噴湧出温泉です。
加水・加熱・冷却・循環をしない本物の源泉掛け流しで、源泉から浴槽までの距離はわずか1~1.6mと非常に近く、泉質が老化することなく、源泉から湧出した温泉の処女水がそのまま浴槽に流れ込んでいます。元湯温泉では、この温泉の処女性を保つために分湯は行っていません。
源泉から老化することなく地上に出た温泉の成分の一部は空気に触れることで酸化し、鍾乳石のように浴場に付着堆積して浴場全体が淡茶褐色の色で覆われています。
含有されている多種多様な成分の構成バランスが非常によく、薬湯としての総合的効能を著しく高めているといわれています。
源泉名 | 元湯温泉 |
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泉質 | ナトリウム一塩化物温泉(低張性中性高温泉) |
泉温 | 源泉 49.9~50.0度(2024.7現在) |
浴槽 |
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浴用効能 | 筋肉痛若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)・冷え性・疲労回復・健康増進・きりきず・痔の痛み・病後回復期・皮膚乾燥症・軽症高血圧・末梢循環障害・自律神経不安定症・耐糖能異常(糖尿病)・軽い喘息または肺気腫・軽い高コレステロール血症・運動麻痺における筋肉のこわばり・ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)・胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど) |
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飲用効能 | 萎縮性胃炎・便秘 |
泉薬湯 温泉津温泉 元湯は、島根県下で保健所より飲泉許可を得ている唯一の温泉ですが、
感染症および 昨今の悪質なマナー違反による影響で衛生管理体制が整わず
現在『飲泉塔』の使用は中止させていただいております。
但し、 毎月7日、朝9時から1時間程度御薬師堂で行われる「薬師瑠璃光如来月々報恩法要」終了後、
法要に参加された方を対象に10分間のみ源泉水(直会)の飲泉提供を行っております。
温泉屋伊藤家に残された数々の古文書の中のひとつ、
1772年に中原周治貫通により書かれた「温泉効記」を、1848年に
平光胤が再録した「温泉主治考」の中には、江戸時代から言い伝えられてきた
温泉津温泉 元湯の効能や入湯時の作法、また、どのような病に効くか
実際に統計をとり、まとめたものが記されています。(当津温泉効目録)
温泉津温泉 元湯には、戦国時代から現在まで500年もの間、歴史をつなぎ、温泉を
守り続けた湯主たちの半生の記録ともいえる数々の古文書が残されています。
この貴重な古文書には、1597年から約60年に渡る温泉津湯役銀の継続的収納の様子や、
1601年から1900年にかけての入湯者の記録、1831年に勃発した江戸勘定奉行への愁訴にまで
発展した温泉訴訟・小前騒動についてなど、当時の温泉を巡る出来事や村の様子が記されています。
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敷地内散策
元湯の敷地内には、元湯と歴史を共にした縁深い建造物や造形物があります。
それぞれの創られた歴史的背景に触れ、先人たちの偉業を知り、込められた願いを未来につなげてみませんか?
アクセスマップ
〒699-2501
島根県大田市温泉津町温泉津ロ208-1
JR温泉津駅より大田市生活バスで5分
TEL 0855-65-2052
(営業時間内のみ受付)
メールでのお問い合わせは受け付けておりません。
出雲市より国道9号を経由
広島市より国道261号を経由
浜田市より国道9号を経由